人間関係 問題解決 心理学

人間心理においては先に入ってきた情報を信じ込んでしまう(首位効果)

 

人間心理においては、先に

入ってきた情報を信じ込んで

しまうということについて、

解説していきます。

 

人間心理には、面白い特徴が

あるのですが、それは、

同じ人から入ってきた情報に

おきましては、最初に聞いた

情報が印象に残り、最初に

聞いた情報を信じ込んでしまう

ところがあるのです。

 

これは、心理学上の

「首位効果」と呼ばれています。

 

したがいまして、誰かに

情報を伝える場合は、

最初にどのような話をするか、

慎重に考えてからにした方が

いいでしょう。

 

最初に話した内容こそが、

非常に強烈に印象に残る

からです。

 

このように、特定の人物からの

最初の情報が強く印象に

残ってしまいましたら、

後で同じ人が反対の情報を

伝えても、なかなか印象には

残りにくいのです。

 

ですので、最初に話す内容を

慎重に考えないといけないのです。

 

逆に、たくさんの人から

入ってきた情報につきましては、

人間は、最後に聞いた情報を

信じるところがあります。

 

ここには、心理学上の

「親近効果」がはたらいている

のですが、一番最後に入った情報

こそがもっとも親近感があって、

信じやすいのですね。

 

と言いますのも、

たくさんの人から入ってきた

情報につきましては、結構、

不確実な情報や曖昧な情報、

あやふやな情報が多いため、

どうにも信用できず、結局、

最後に聞いた情報が印象に

残るので、記憶されると

いうことです。

 

このように、特定の人物

だけからの情報であれば、

最初に聞いた情報を

はっきりと覚えますし、

多くの人物からの曖昧な情報

であれば、最後に聞いた情報が

記憶に残るということを

知っておいてください。

 

 

 

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