心理学 説得と交渉の心理学

「たとえばの話」と相手に振ると本音が垣間見える(人心掌握と説得と交渉の心理学)

 

「たとえばの話」と相手に振ると

本音が垣間見えるということに

ついて、解説していきます。

(人心掌握と説得と交渉の心理学)

 

交渉において、相手の出方を

見たい時、相手の考えを探りたい時は、

「たとえばの話」を上手に

使ってください。

 

例を挙げるとするなら、

値段交渉で、相手がいくらくらいを

見積もっているかを知りたい場合、

「たとえばの話、こちらが○○円で

どうかと持ちかけたら、いかがですか?」

などと、まるで、仮想的な話であるかの

ように聞いてみるのです。

 

たとえばの話と断っておりますから、

もし、相手がOKしたり、

NOと言ってきても、

「あ、これは本番ではなく、

たとえばの話ですから、勘違いなさらずに」

とさらりと流してしまえるのですね。

 

また、相手側としても、

たとえばの話であれば、思うように

自由に話せますから、その時に、

ポロッと本音が出るのです。

 

「たとえばの話」については、

このように非常に都合が良く、

効果的に使える魔法の言葉ですから、

ぜひ、相手の本心を探る時に

使っていただきたいと思います。

 

ちなみに、仕事における交渉

だけでなく、「たとえばの話」は

恋愛などでも使えます。

 

「たとえばの話、オレが付き合ってって

言ったらどうする?」などと

ストレートに聞けばいいのですね。

 

もし、「付き合う」と言ってくれたら、

後で、本格的にアタックすれば

いいでしょう。

 

もし、「付き合わない」などと

マイナスの返事があったら、

「いや、たとえばの話だから気にしないで」と

軽く流してしまうことが

できるのです。

 

非常に都合の良い言葉で、

使いやすいですから、

ぜひ、ご活用ください。

 

 

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