相手に求めるだけの人間関係は
必ず破綻するということについて、
解説していきます。
(鏡の法則と類友の法則)
相手に求めるだけの人間関係は
必ず破綻します。
相手に求めるというのは、
どういうことかと言いますと、
愛してほしい、親切にしてほしい、
プレゼントがほしい、
あれやこれやとやってほしいと、
相手に要求する気持ちを持って、
相手と接することです。
また、人間関係の破綻とは、
ケンカ別れしたり、
うまくいかなくなって
縁が切れたりすることですね。
そして、相手に求めるだけの
人間関係は、必ず破綻します。
なぜなら、この世界には、
鏡の法則が流れているからです。
鏡の法則とは、他者に対して
行った言動や想念は、必ず後で
自分に跳ね返って来るという
法則です。
因果律、因果の法則、
カルマの法則とも呼ばれる
宇宙の根源法則です。
これらの根源法則が流れているため、
相手に求めてばかりおりましたら、
自分に跳ね返ってきて、
自分も相手から、あれやこれやと
求められるようになるのです。
双方が要求し合う間柄と
なりますと、まさに、
奪い合い、取り合いの
ひどい関係性となり、
お互いが貧しくなる関係です。
お互いに要求し合って譲らず、
衝突して奪い合い、傷つけあって、
貧しくなって、壊れていく
関係ですね。
お互いが、「くれくれ」と
要求し合って衝突するのですから、
うまくいくわけがありません。
そうではなく、鏡の法則を
しっかりと理解し、与え合う関係を
目指すと良いでしょう。
与え合う関係は、
とてもうまくいきます。
なぜなら、お互いを豊かにし合う
関係性であるからです。
この世界には、鏡の法則が
流れておりますので、
与えれば与えられ、与えなければ
与えられません。
愛や思いやりを求めるなら
自分から与えないといけません。
愛や思いやりは、与えるからこそ、
自分にも後で返ってきて、
愛され、思いやりをかけて
もらえるからです。
また、求めてばかりなら、
周囲には求めるだけの人間ばかりが
集まってきます。
類は友を呼ぶからです。
類友の法則と呼ばれておりますが、
自分の周りには、似たような人
ばかりが集まってきます。
類友の法則も、
鏡の法則の派生法則ですが、
こちらの法則も流れているので、
クレクレ精神の人の周囲には、
やはり、クレクレ精神の人が
集まって来るということです。
以上、相手に求めるだけの
人間関係は必ず破綻する
というお話でした。