「あの世など存在しない」と
考えている人が亡くなると
困った事になるということに
ついて、解説していきます。
(魂の成長と霊的進化)
「あの世など存在しない」と
考えている人が亡くなると
困った事になります。
なぜなら、
生前の思考や想念は、
亡くなった後も引き継がれる
からです。
存在しないと思っていた
あの世が存在するため、
パニックを起こして、
受け容れられないのですね。
そのため、亡くなった後、
肉体を離れても霊界の存在を
理解できず、先に進めず
彷徨ってしまうのです。
「あれ?ここはどこだ?」
「何でオレがあんなところで
寝ているんだ?」などと
混乱します。
また、このような魂は、
霊界に行けず中間世界で
行ったり来たりして、
留まってしまいます。
亡くなった事を
理解できなければ、
霊界に進もうとせず、
何とかして自分の肉体に
戻ろうと、もがきます。
そんなこんなで、結局、
霊界と人間界の中間世界で、
動けなくなってしまうのですね。
よく、地縛霊とか浮遊霊とか
言われますが、まさに、
その場で縛られて動けなくなった
状態の霊魂です。
こうなってしまうと、
なかなか成仏できず、
霊界に行けない存在と
なってしまいますから、
救済が必要となってきます。
お葬式をするのは、
身内や親戚、友人たちなどに、
亡くなったということを
知らせる意味があります。
しかし、実はそれだけではなく、
亡くなった方自身にも、
それを知らせる意味があります。
もし、お葬式の場面に
出くわして、
「あ、俺は亡くなったんだ」
と理解できたら、
先に進めるのです。
それでも理解できなければ、
ずっと動けなくなって
しまいます。
このような次第ですから、
やはり、霊界が存在する事
だけは、生前に理解しておく
必要がありますね。
「亡くなったら天国に行くんだ」
とか漠然にでも考えていたなら、
まだ救いがあります。
亡くなった後の世界や、
天国の存在は、受け容れて
いるからです。
しかし、
「あの世など存在しない」
と考えている人は、
厄介なのです。
ですので、ぜひ、
亡くなったら霊界で修行する
ということだけは、理解して
おいていただきたいと
思います。
以上、「あの世など存在しない」と
考えている人が亡くなると
困った事になるというお話でした。