人の足を引っ張ると
自分も足を引っ張られる
ということについて、
解説していきます。
(鏡の法則)
もし、仕事や勉強、
スポーツなど、何かで競争
している時、誰かの足を
引っ張ってはいけません。
なぜなら、そんなことをすると、
鏡の法則の作用により、後で、
今度は必ず自分が足を
引っ張られることになる
からです。
この世界は、鏡の世界ですから、
他者におこなった言動は、
後で必ず自分に返ってくる
ようになっているのです。
仏教では、因果応報と
呼ばれている真理法則です。
真理法則ですから、
宇宙の誕生とともに
あったものです。
あるいは、宇宙が誕生する
以前から存在したのかも
しれません。
「はじめに言葉ありき」
という旧約聖書の言葉から
すると、宇宙の誕生以前から、
鏡の法則や因果応報の法則は、
存在していた可能性が
大きいです。
いずれにしましても、
自分が他者に対しておこなった
ことは、そっくりそのまま、
後で自分に返ってくると
いうことです。
ですから、誰かの足を
引っ張るようなことを
おこないますと、今度は、
自分の番が来て、自分も
誰かに足を引っ張られる
ような出来事に巻き込まれる
のです。
たとえば、誰かの行動が
うまくいかないようにする
ために、障害物を作ったり、
置いたり、邪魔をしたり
したとします。
そうすると、今度は、
鏡の法則の作用により、
自分が誰かから障害物を
置かれたり、邪魔されたり
することになるのです。
したがいまして、競争に
おきましては、誰かの足を
引っ張るなんて姑息なことは
考えず、正々堂々と自分の
全力を出して戦うことが、
結局は勝ちにつながると
いうことであります。
足を引っ張る行為は、一見、
賢い戦略に見えるかも
しれませんが、実際のところは、
愚かな戦略であるということが、
お分かりいただけると思います。
実は、鏡の法則が流れて
おりますから、他者にしたことは
自分にしたことと同じです。
そして、本当のところは、
自分も他人もないのです。
全ては一つだったりします。
以上のようなことから、
競争においては、誰かの足を
引っ張ったりせず、
自分の力を信じて突き進むのが
最善ということです。
また、自分の力を着々と
つけていき、圧倒的一番に
なれば、誰かの足を
引っ張りたいという気持ちも
なくなりますよね。
それくらいの状態を目指して、
足を引っ張るという思考すら
湧かない地点にまで
進んでしまうのが得策です。