ストレスは悪者ではなく
逃げてばかりではいけない
ということについて、
解説していきます。
実は、ストレスは、
単純に悪いものというわけ
ではありません。
ストレスは、精神的な負担
ですから、ある程度の
ストレスは、人間の生活には
必要なんですね。
たとえば、寝たきりの老人は、
筋力がなくなって、最後には
歩けなくなりますが、
これは、足に負荷がかからず、
筋力が衰えたからです。
精神も同じように、
多少の負荷がないと、
耐性が衰えてくるのです。
したがいまして、もし、
ストレスから逃げ回って、
全くストレスのない生活を
送っておりましたら、
心がどんどん弱くなって
くるのですね。
ほんの少しのストレスに
直面しただけでパニックに
なったり、しんどくなったりして、
対処できなくなってしまう
のです。
ですから、人間の精神には、
ある程度のストレスは必要
であると知っておいて
ください。
ただし、ストレスが大きすぎると、
精神が耐えきれなくなって、
壊れてしまいます。
ですから、大きすぎるストレスは、
悪であると言えるでしょう。
ただし、大きなストレスを
乗り越えるほどに、人間的に
強くなれるのも事実です。
それでも、大きすぎる
ストレスを感じる環境であれば、
早急に改善する必要はある
でしょう。
無理に、大きなストレスを
感じて生きていく必要は
ないからです。