調和とバランスの法則により、
行き過ぎは必ず正されると
いうことについて、
解説していきます。
(生き方と人生哲学)
他者を助けるのは良い事ですが、
自分を犠牲にしてまで
他者を助け続けるとなると、
それは行き過ぎです。
なぜなら、自分の事が疎かになり、
疲れ切ってしまったり、
病気になってしまったり、
心が壊れてしまったりするからです。
他者を助けるのはいいですし、
他者のために尽くす事はいい事
なんですが、バランスが大切です。
全部のパワーと時間を
他者のために使いすぎるのは、
やはり、やり過ぎなのです。
人間は、自分自身に対しても
癒しやメンテナンスの時間を
作って行かないと、なかなか
うまく生きていけないように
なっています。
ですから、全てを犠牲にして
他者のために注ぎ込む生き方は、
いったん改めた方がいいですね。
調和とバランスの法則により、
行き過ぎは必ず正されます。
いつかパンクして、
壊れてしまいます。
できる範囲で無理せず
他者に協力する、
手助けをするくらいのスタンスが、
ちょうどよいでしょう。
なぜなら、できない範囲になれば、
無理をするという事ですから、
心や身体に大きな負担が
かかるからです。
そのため、「できる範囲で」
というキーワードが
大切になります。
この世界には、鏡の法則、
因果の法則、カルマの法則が
流れておりますから、
他者に奉仕しましたら、徳を積み、
後で自分も奉仕されることに
なります。
ですから、他者に奉仕するのは
大切なのですが、行き過ぎては
いけないということであります。
何事も、行き過ぎると、
何かが壊れるようになっています。
ですから、適度に他者を助け、
協力するのが良いのです。
腹八分目と言いますか、
できる範囲で、無理なく
他者に協力し、助けになれれば
いいのです。
逆に、誰にも協力せず、
誰をも助けていないのなら、
それは奉仕しなさすぎです。
鏡の法則、因果の法則、
カルマの法則の作用により、
今度は自分が誰にも奉仕して
もらえない環境を作り出して
しまいます。
また、徳も積めません。
したがいまして、できる範囲で
他者に奉仕して、コツコツと
徳を積んでいくのが良いと
いうことです。
焦っては、いけません。
たくさん徳を積みたいと思って、
全てを犠牲にして他者に奉仕するのは、
やり過ぎということであります。
以上、調和とバランスの法則により、
行き過ぎは必ず正されるという
お話でした。