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幸福と不幸は、より合わせた縄のように交互にやって来る

 

幸福と不幸は、より合わせた

縄のように交互にやって来る

ということについて、

解説していきます。

 

「禍福は糾(あざな)える縄の如し」

by 史記南越伝

 

幸福と不幸は、より合わせた縄

のように交互にやって来ます。

 

これは、ほとんどの人が

実感されていることだと

思います。

 

生まれてから、ずっと

幸福に包まれている人、

あるいは、ずっと不幸の中に

いる人は、存在しません。

 

どんなに不幸ばかりの人生を

送っていると言っている人でも、

やはり幸福な瞬間は

訪れています。

 

みな、幸福と不幸を行ったり

来たりして、波のような状態に

なっているのです。

 

上述した中国の名言名句では、

「禍福は糾(あざな)える縄の如し」

と言っています。

 

すなわち、より合わせた縄のように、

幸福と不幸はやってくると

いうことです。

 

この例えは、とても分かりやすい

ですよね。

 

波があると言われると、

平面的なイメージしか湧きませんが、

より合わせた縄と言われると、

立体的なイメージが持てます。

 

実際、運命の流れは

螺旋階段のような形をしていますから、

より合わせた縄という表現は、

とても合っています。

 

大昔の中国にて、このような表現が

できていたわけですので、

すごいなとも感じます。

 

真理を見事に見抜いている人は、

いつの時代も存在したということ

ですね。

 

いずれにしましても、

つらい事や苦しい事、

トラブルなどがあっても悲しみに

暮れなくても良いのです。

 

なぜなら、その後には必ず

楽しい事や嬉しい事、

幸福な出来事がやって来る

のですから。

 

逆境が来たら、喜ぶくらいで

丁度いいのです。

 

マイナスの後は、

プラスが来るからです。

 

逆に、プラスの時、

順境の時は、注意が必要です。

 

その後に、マイナスの時期、

逆境がやってくるからです。

 

このように考えますと、

やっかいなことやトラブルが

発生して逆境に追い込まれても、

いたずらに落ち込む必要はないと、

お分かりいただけると思います。

 

より合わせた縄のように、

禍福はつながっています。

 

逆境と順境は、

つながっているのです。

 

実際のところ、

その境界線はなく、逆境も順境も、

一つではあるのですが、

今回のところは、分かりやすいように、

逆境、順境と言っています。

 

以上のことから、人生においては、

どっしりと構えて、順境の時は

逆境に備え、逆境の時は順境が

やってくることを信じて、

強く大らかに生きていけば良い

ということであります。

 

 

 

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