人の心を知りたければ
自分の心を徹底的に観察し
見守るということについて、
解説していきます。
(瞑想とマインドフルネス)
人の心を知りたければ、
自分の心を徹底的に観察し、
あらゆる思考や感情を見守り
続けると良いです。
なぜなら、自分の心を
奥深くまで徹底的に観察して
理解したら、他人の心も
分かるようになるからです。
自分と他人の心なんて、
違うじゃんとおっしゃる方も
いらっしゃいますが、
心の構造は、根本的に、
みんな同じなのですね。
思考がどこから生まれるか、
感情がどこから生まれるか、
同じ人間でありますから、
やはり根底に流れる心の動きは
同じ部分がほとんどなのです。
もちろん、表面的な部分に
おいては、心の動きには
個人差があります。
しかし、根底の部分は、
同じということです。
そのため、自分自身の心を
奥深く徹底的に見つめ続け
ましたら、自分の心のみならず、
他人の心の動きも分かるように
なってきます。
こうなれば、わざわざ
心理学とか勉強しなくても、
相手の心が、すごくよく
分かるようになるのです。
常に、自分の心を客観的かつ
深くまで内観し続けるのです。
人はそれぞれ小宇宙であり、
全てを内包してますから、
自分の心の動きを全て完璧に
理解できれば、他者の心の
動きも容易に把握できるように
なります。
言い換えましたら、
他人の心の動きが分からない人は、
自分の心の動きだって分からない
ということです。
自分の事が分からないのに、
どうして他人の事が分かり
ましょうか。
また、自分の心さえ
コントロールできない人は、
他人の心をコントロールする事
なんて、決して、できないと
いうことです。
ちなみに、
瞑想やマインドフルネスを継続し、
自分の心を内観する努力を続けて
おりましたら、どんどん
自分の心が分かるようになります。
すると、他者にどんな言葉を
投げると喜んでくれるかとか、
何をしてあげたら感謝して
くれるとか、何を言って
何をしたら怒り出したり
傷ついたりするかなども、
自然と分かるようになります。
ですので、配慮ができる人
できない人って、結局、
自分の心が分かっている人か
どうかってことなんですね。
以上、人の心を知りたければ
自分の心を徹底的に観察し
見守るというお話でした。