家族関係 心理学 子育ての心理学

子供であっても自分の決断には納得するし言い訳をしない(子育ての心理学)

 

子供であっても自分の決断には

納得するし言い訳をしない

ということについて、

解説していきます。

(子育ての心理学)

 

子育てにおいて、

非常に重要なことは、

子供であっても、

自分の決断には納得するし、

言い訳をしないということ

であります。

 

そうでない子も、たまにいますが、

基本的には、自分の決断には

すんなり納得するものです。

 

親が、何でもかんでも

決めてしまうと、あとで子供は、

「勝手に決めるな!」と

不満を覚えるようになってきます。

 

また、子供は、自分で決断する

という貴重な機会を奪われた

ことになり、大切な経験が

失われたことになるのです。

 

したがいまして、

親が何でもかんでも決めて、

子供に決断させないと、

やがて大きくなってくると、

反抗期が非常に激しくなるし、

うらみつらみを言ってくる

ようになるのです。

 

そうではなくて、親は子供に

どんどん自分で決断させるように

すると良いのです。

 

興味深いことに、子供に自分で

決断させるようにしますと、

子供は、自分の決断なので、

どのような結果になろうと

基本的には納得しますし、

「親が勝手に決めたから」と

文句を言う事もないし、

たいていの場合、言い訳も

しないのです。

 

もちろん、自分で決断したにも

関わらず、言い訳したり、

文句を言ってくる子供も

確かにいますが、数は少ないです。

 

年齢にもよりますが、

多くの子供は、自分の決断に

納得するし、言い訳もしない場合が

多いのです。

 

ですから、子育てにおいては、

できるだけ、子供に自分で決断させ、

物事の始まりと終わりをも

体験させる必要があるということ

なのです。

 

これは、アドラー心理学で

言われていることでもあります。

 

子育てにおいては、

物事の始まりから終わりまで、

全てを体験させることが

重要となってきます。

 

なぜなら、途中までしか

体験しなかったり、

途中からしか体験させて

もらえなかったら、

非常に中途半端で、

物事の全体像を学ぶことが

できないからであります。

 

このような理由からも、

親は子供に、できるだけ

自分で決断させて、

最初から終わりまで、

口出ししないということが

大切となってきます。

 

もちろん、あまりに

危険すぎることは、

注意してストップをかける

必要がありますけどね。

 

子供は、未経験のことが多いため、

危険かどうかを判断できず、

突っ走ってしまう事が多いからです。

 

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