様々な視点があることを
深く理解すれば敵はいなくなる
ということについて、
解説していきます。
人間関係におきましては、
できるだけ敵を少なくして、
味方を多くするとうまく
いきます。
敵が多すぎると、
人間関係どころか、
生きていくのもつらく
なりますし、味方が多ければ、
人間関係もスムーズに
いきますし、日常生活も
楽しいものとなってくれます。
したがいまして、
敵を減らしていく必要が
あるのですが、ここで
重要な点は、様々な視点が
あることを深く理解すれば、
敵はいなくなるという
ことです。
自分と意見が違うからと
言って、すぐに攻撃したり
反論したりするから
喧嘩になって仲違いするし、
敵が増えてしまうのです。
そうではなくて、
人間の考え方には色んな
視点があるし、物事は
360度の視点から見ることが
できるということを
しっかりと理解して、
相手が異なる意見を言っても
「そういう見方もあるね」
「その視点から見ると、確かにそうだね」
と心から言えるようになると、
敵はいなくなるのです。
また、視野が広くなり、
たくさんの視点を理解する
ことができましたら、
みんなの中心となる事が
できます。
みんなの意見をまとめる
ことができる中心人物と
なれるということです。
みんな、物事を特定の角度
から見て、言いたい放題の
意見を言います。
でも、間違っているわけ
ではないし、その角度から
見ると正しいことが
ほとんどです。
ただし、このことを
心から理解できるように
なるためには、いろんな体験
をしないといけないし、
本を読んだり、人の話を
聞いたり、色んな情報を
蓄積する必要があります。
やはり、違う立場を体験
してみないと心の底から
理解することはできないのです。
上司の立場、部下の立場、
病弱な人の立場、健康な人の立場、
幸せな人の立場、不幸せな人の立場、
お金持ちの立場、貧乏の立場など、
さまざまな視点と立場があります。
そのどちらから見るかで、
物事は大きく違って見えるのです。
この両方の立場を体験して、
視野が広がりましたら、
心の底から皆の意見を納得して
聞いてあげられる人物と
なっていくことができます。
「そのような見方もあるね」
「君の言うことも分かるよ」
「その視点から見るとそうだよね」
などと、意見のまとめ役と
なれますから、みんなを
包み込むことができて、
敵はいなくなるということです。