思考や感情は途切れて
空白な時間ができるということ
について、解説していきます。
(瞑想とマインドフルネス)
本当の自分って、
誰でしょうか。
古(いにしえ)の聖者達は、
自らの心を探求し、
本当の自分を探し続けました。
そして、本当の自分が何かを知り、
光明を得たのです。
ですから、「私は誰か」
という疑問と探求が、
精神世界においては、ものすごく
重要となってきます。
なぜなら、人間が超人へと変容し、
天使となるために必要なこと
だからです。
それくらい、根本的な疑問と
探求なのです。
我々人間は、一般的には、
名前を付けてもらった
この肉体を自分自身と
考えています。
もちろん、
間違いではないのですが、
本当の自分かと言うと、
話が変わってきます。
この肉体は、神様から一時的に
借りているだけの殻ですので、
本当の自分ではないのです。
では、本当の自分とは、
誰なのか。
その答えを知るには、
瞑想やマインドフルネスを
継続する必要があります。
瞑想やマインドフルネスを実践し、
内面を観察しておりますと、
思考や感情が漂っていることに
気づきます。
でも、時々、
思考や感情が途切れて、
空白な時間ができます。
無の状態ですね。
ですから、思考も感情も、
本当の自分ではない事が
分かります。
本当の自分が存在しない時間が
あるのは、おかしな話である
からです。
本当の自分であれば、
常に存在し続けるはずです。
そして、探求が進みますと、
実は、本当の自分とは思考でも
感情でもなく、観察者そのもので
あることに気づくのです。
観察者は、実は、
ハイヤーセルフと言って、
霊魂であり、意識です。
この観察者こそが、
本当の自分なのです。
以上、思考や感情は途切れて
空白な時間ができるという
お話でした。