人間関係 心理学 しぐさの心理学

爪を噛む人は大きな不安とストレスを抱えている(心理学)

 

爪を噛む人は、大きな不安と

ストレスを抱えていると

いうことについて、解説して

いきます。

 

人間のしぐさには、

全て心理的な意味があります。

 

心の状態が、しぐさとして

出てくるのです。

 

特に、不安やストレスを

感じている時は、それを

紛らわせようとして、

なだめ行動が発生します。

 

なだめ行動とは、文字通り、

その不安やストレスの

エネルギーを何らかの行動を通して

解消しようとする動きです。

 

それで、不安やストレスを感じると、

人は、自分の体のいたるところを

触ったりするのです。

 

鼻を触ったり、顔を触ったりする時、

たいてい、不安やストレスを感じて、

それを解消しようとした

「なだめ行動」です。

 

何らかの動きをすると、少しは

エネルギーを発散できるからです。

 

そして、爪を噛む人は、

大きな不安とストレスを抱えている

ことが分かります。

 

なぜなら、爪を噛むのは、

不安な心理を何とかして

落ち着けようとしている

「なだめ行動」の中でも、

かなりきついものであるからです。

 

人間は、口に何か入れると、

赤ちゃんの頃の母親を思い出し

安心感が増します。

 

また、食事をすると安心感が

湧きますが、何かを口に入れて

噛んでも安心感が得られます。

 

このように、口に入れるという

しぐさは、不安やストレスを解消し、

なだめて、快適な状態に戻したい

という本能的な動きであります。

 

そのため、爪を噛むしぐさに

つきましては、かなり強烈な

「なだめ行動」であると

判断できるのです。

 

特に、爪を噛む行為は、

自分の一部を破壊しようとする行為

でもありますから、不安やストレスの

エネルギーは、相当に大きいと

判断できます。

 

したがいまして、爪を噛んでいる人を

見かけましたら、相当に大きな不安と

ストレスと戦っているんだなと、

判断していただくとよいでしょう。

 

 

 

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