人間関係 家族関係 夫婦関係 心理学 子育ての心理学 病気と健康

ミニューチンの構造理論を家族関係に活かすテクニック(心理療法)

 

ミニューチンの構造理論を

家族関係に活かすテクニック

について、紹介していきます。

(心理療法)

 

ミニューチンとは、

ユダヤの心理療法家であり、

家族関係における構造理論を

発表した人です。

 

ミニューチンは、家族関係の構造を

研究し、家族メンバーの提携の

しかたに注目しました。

 

そして、家族間には、

「連合関係」と「同盟関係」が

あることを発見したのです。

 

「連合関係」とは、共通の困難に

連合して立ち向かう強力な関係です。

 

「同盟関係」とは、お互いに

仲良くして良い関係を保つだけの

関係です。

 

この2つの関係の中で、

「同盟関係」については、

単に仲良しこよしの関係ですので、

何か困難があったなら、

すぐに崩壊してしまいます。

 

したがいまして、家族関係で

重要なのは、家族のメンバーが、

「連合関係」となり、どんな困難が

来ても家族総出で立ち向かい、

強固な結びつきで乗り越えていく

関係なのです。

 

また、家族のメンバーの中心は、

夫婦ですから、夫婦間の連合関係が、

もっとも重要となります。

 

いかがでしたでしょうか。

 

あなたの家庭の家族関係は、

連合関係でしょうか、それとも、

同盟関係でしょうか。

 

一度、家族に大きな危機が来た時、

みなが逃げ出さないか、それとなく

さぐりを入れてみましょう。

 

もし、同盟関係であったならば、

困難に遭遇するとバラバラに

なってしまいますので、

連合関係を築けるよう、

家族間でよく話し合うと

良いでしょう。

 

そして、何よりも大切な

夫婦間の連合関係ですが、

もし、同盟関係であれば、

すぐに離婚してしまいますので、

夫婦間でよく話し合って、

連合関係を結ぶようにしましょう。

 

そうすることで、将来、

必ず現れる数々の困難に対して、

家族総動員で立ち向かって

いけるようになります。

 

逆に、どんなことをしても

同盟関係から抜け出せず、

連合関係になれない夫婦であれば、

いずれ離婚の危機がやってくる

かもしれません。

 

もちろん、夫婦間それぞれの

事情がありますから、100%

そうだとは言い切れませんが。

 

 

-人間関係, 家族関係, 夫婦関係, 心理学, 子育ての心理学, 病気と健康

© 2024 牧村和幸の自己啓発ブログ Powered by AFFINGER5