幼少時や若い時の周囲の環境を
振り返ると過去生がおぼろげに
見えてくるということについて、
解説していきます。
(輪廻転生、カルマの法則、運命と人生)
幼少時や若い時の周囲の環境を
振り返ると、過去生がおぼろげに
見えてきます。
なぜなら、輪廻転生を通して
生まれ変わる時、過去生の条件が
引き継がれることが多いからです。
また、過去生で積んでしまった
カルマを返済するのに必要な環境が
創られますから、過去生に似た
環境になりやすいのです。
ですので、幼少時や若い時の
周囲の環境を振り返ってみると、
そこに過去生の影響が色濃く
残っていることが多かったり
するのですね。
例えば、厳格な家庭に育ったので
あれば、やはり過去生において、
自分も厳格な過去生を送ったことが
分かります。
家族に厳格であったため、
そのカルマが積まれて、
今世においては、家族に厳格に
されるといった形です。
他には、裕福で、
貴族的な家庭に生まれた場合
などは、やはり過去生においても、
その当時における高い身分の
家柄だったり、貴族だった場合が
多いのです。
ここで重要な事は、
カルマは輪廻転生すら
乗り越えて、過去生から
持ち越されてくるという
ことです。
その点で、カルマは厳しい
とも言えますし、しつこいとも
言えますね。
また、幼少時から持っている
才能を振り返ると、過去生で
何を培う人生を送ったかが
判明します。
例えば、幼少時から
絵を描く事が好きだし、
上手だったのであれば、
やはり過去生でも、
絵の勉強をしてきたことが
分かります。
あるいは、絵を描く職業に
就いていた可能性も推測できる
のです。
その他、若い時に、
強い衝動が湧いた国や地域に
つきましても、振り返ると、
過去生の判断に役立ちます。
やはり、過去生で住んでいた
国や地域は、懐かしく感じるし、
強い衝動が湧くのです。
今世においても、引っ越しすると、
前の住居が懐かしくなったりしますし、
幼少期に住んでいた住居が懐かしく
なったりしますが、それと同じ
気持ちになります。
以上、幼少時や若い時の
周囲の環境を振り返ると
過去生がおぼろげに見えてくる
というお話でした。