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レトロフレクションとは自他を反転させること(ゲシュタルト心理学と心理療法)

 

 

レトロフレクションとは

自他を反転させることについて、

解説していきます。

(ゲシュタルト心理学と心理療法)

 

ゲシュタルト療法では、

他者に向けるべき事柄を、

自分にしてしまう神経症のことを

レトロフレクションと呼んでいます。

 

これは、本当は、他者に向けて

行わなければいけないことを、

反転してしまって、

自分自身に向けてしまう

神経症です。

 

たとえば、あらゆることの原因を

自分のせいにしてしまう人が

いますね。

 

「全て、私のせいなんだ!」とか、

「私が、あの時、しっかりしていれば、

こんなことにはならなかったんだ!」とか。

 

もちろん、本当に、その人物が

引き起こした事件や事故であれば、

そのように、自分自身を振り返って

反省することは大切です。

 

しかしながら、レトロフレクションが

強い人物は、明らかに相手が悪かった

ことであっても、

「いいや、自分が悪かったのだ!」と

言い張ります。

 

そして、人生におけるあらゆる物事を

自分のせいにしますから、

罪悪感の塊になって、ついには、

心の病を発症したり自らの命を

絶とうとするようになります。

 

そこで、ゲシュタルト療法では、

様々なワークやセラピーにて、

クライエントの気づきを引き出して、

治療していきます。

 

クライエントが、

「自分のせいだ!」と感じている

事柄を一つ一つ解きほぐし、

本当に自分のせいだったのか、

それとも、一部だけ自分のせい

だったのか、クライエント自身に

気づいてもらうようにします。

 

また、最も大切なのは、

クライエント自身が、

レトロフレクションの状態に

あることに気づくように

仕向けることです。

 

レトロフレクションの状態にある

クライエントは、自分自身が

レトロフレクションの状態にある

ことに気づいていないことが

多いからです。

 

したがいまして、ゲシュタルト療法では、

その点についても、クライエント自身が

自発的に気づくことができるように

誘導していくのです。

 

 

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