「変わってる」は今の時代では
個性という力になるということ
について、解説していきます。
(生き方と人生哲学)
「変わってる」は、今の時代では、
力になります。
「変わっている」とは、
何かと申しますと、個性的で、
他者とは異なっているという
意味です。
個性的な人は、
どこか変わっていると
捉えられるものです。
少し昔の日本であれば、
変人扱いされたり、軽蔑されたり、
誹謗中傷の的になったり
したものです。
隠れて生きる、隠して生きる人も
多かったと思います。
なぜなら、人間誰しも、
自分と違う価値観を持っている人や、
自分のグループの価値観から
外れる人に対しては、
拒否しようとする心理が
はたらくからです。
もちろん、この心理も、
ルーツをたどれば、もともとは
悪いものではなかったのです。
と言いますのも、動物におきましては、
グループの和を乱し、
自分勝手な行動をする個体が
おりましたら、たちまち
グループが崩壊し、そこを突かれて、
天敵に食べられてしまったからです。
そのような記憶が、本能として残り、
動物から進化した人間にも、
引き継がれているということです。
そのため、本能の影響力が
強い人間ほど、自分や自分の
グループの価値観から外れる
個性的な人を拒否し、
怪訝な顔をするのです。
昔は、村八分などが
よく起きていましたが、
これも人間の本能をよく
表しています。
和を乱す人間は、敵とみなし、
追放されたわけです。
そのような本能が残っているため、
個性の強い人は、やはり疎まれたり、
避けられたり、批判されたり、
非難されることが多かったのですね。
しかしながら、これからは
他者との違いが個性となり、
差別化を図る武器となる時代です。
もう隠れなくてもいいのです。
なぜなら、人類の魂の進化により、
本能よりも理性が、精神が強く
なってきているからです。
また、インターネットの普及により、
多くの情報が出回るようになりました。
YouTubeなどの動画サイトでも、
いろんな価値観を持った人たちが、
自分の個性を勇気を持って公開する
ようになってきています。
それらの影響もありまして、
個性が尊ばれる風潮となって
きたのです。
さらには、コロナ禍を含め、
数々の大災厄が人類に訪れたため、
莫大な量のカルマが精算され
つつあります。
そしてまた、巨大なサイクルが終焉し、
新しいサイクルが始まったのです。
この新しいサイクルは、
個性が輝く時代です。
すなわち、個性こそが武器、
「変わっている」ことこそが
武器となる新時代がやってきた
ということなのです。
以上、「変わってる」は
今の時代では個性という力に
なるというお話でした。