満たされなかった想いは
心の中に残り続けるということ
について、解説していきます。
(インナーチャイルドと心の空虚感)
我々人間の精神におきましては、
満たされなかった想いは、
ずっと心の中に残り続けます。
なぜなら、エネルギー等価の法則
により、エネルギーは永遠に不滅
であり、解消して他のエネルギーに
変わらない限り、溜まるからです。
心の中に、解消できなかった
エネルギーが溜まり続けるのですから、
それは、あまり良くないことです。
特に、子供の頃に、やりたくても
できなかったことは、くすぶった
エネルギーとして残ります。
心の中にいる子供の心のことを
インナーチャイルドと言いますが、
やりたくてもできなかったことが
多いと、インナーチャイルドが
満たされないまま、大人になって
しまうのですね。
すると、精神的に満たされないまま
大人になるため、色々と心の弱さや
葛藤など、トラブルも発生して
くるのです。
そこで、過去にやりたくても
出来なかった事は、今からでも
遅くないので、どんどんやって
いきましょう。
すると、心に溜まったものが
解消され、楽になります。
インナーチャイルドが満たされると、
様々な心のトラブルが解消されて
いくのです。
たとえば、子供の頃、
どうしても欲しかったのに
買ってもらえなかったプラモデルや
ラジコンなどがある場合は、
大人になってからでも買ってみて、
思う存分に遊んでみたら
いいのです。
それだけでも、
インナーチャイルドが満たされて、
心の空虚感が少なくなります。
ちなみに、両親に褒めて
もらいたかったのに子供の頃に
褒めてもらえなかった場合など、
インナーチャイルドは満たされず、
傷ついたままになっています。
大人になってから、
両親に褒めてもらうのは、
なかなか難しいですから、
心理療法として、セラピストに
色々と話を聞いてもらい、
褒めてもらって解消していく
方法もあります。
恋人がいる人は、お互いに相談し、
褒め合う期間を作って、癒し合うのも
良い方法です。
以上、満たされなかった想いは
心の中に残り続けるという
お話でした。