人間誰しも身内には甘いので
身内になるよう努力するということ
について、解説していきます。
(販売心理学)
人間誰しも、自分の身内には
気を許しておりますし、
身内には甘くて、身内の頼みは
聞いてあげようという気持ちに
なります。
身内というグループの中では、
自分の延長となる味方達がいて、
いかに仲良くしていけるかを
努力しあっているからです。
したがいまして、お客さんの
身内になれれば、商品は売れるし、
契約は取れるのです。
しかしながら、本当の身内になる
のは、なかなか難しいでしょう。
それでも、全くの身内には
なれなくても、準身内くらいには
なれます。
いつもカラオケや飲み会や
食事会といった行事などに
積極的に参加する営業担当などは、
すでに準身内になっています。
頻繁に出入りして、
相手の会社の社員さんたちに
顔を覚えてもらっていて、
「やあ、○○さん、また来たの」
などと声をかけてもらえるまでに
なっておりましたら、これも準身内と
呼べるでしょう。
そして、準身内にでもなれれば、
提案や商品の紹介も笑い話を
交えて聞いてくれますし、
「たまには買ってあげるよ」
などと言いながら、本当に買って
くれることもあります。
人間心理においては、
見知らぬ赤の他人にお願いされると
120%断ろうとしますけれど、
身内からお願いされたら、
何とか聞いてあげようとする
心理状態となるのです。
したがいまして、セールスに
おきましては、できるだけ
相手の懐に飛び込んでいきまして、
身内になれるよう努力すると
いいのですね。
以上、人間誰しも身内には
甘いので身内になるよう努力する
というお話でした。