販売心理学

購入しない場合の損害額を金額化して明示するテクニック(販売心理学)

 

購入しない場合の損害額を

金額化して明示するテクニック

について、解説していきます。

(販売心理学)

 

セールスにおきましては、

商品を購入しない場合の損害額を

金額化して明示するテクニックが

非常に効果があります。

 

保険業界やセキュリティ業界で

ありましたら、当然のように

おこなわれている手法で

あります。

 

もし、保険に入っていなかったら

どれだけの損害を受けるか、

金額ではっきりと明示する

のですね。

 

セキュリティに入っておらず、

万が一、事故が起きたら、

どれくらいの損害になるか、

金額で示すのです。

 

そうすることにより、

商品やサービスの価格が

非常に安く思えてくると

いうことです。

 

損害額を明示することで、

商品やサービスの価値を上げる

ことができるとも言えるでしょう。

 

たとえば、コスト削減の効果がある

商品を扱っているのであれば、

もし、この商品を買わなければ

どれくらいの損害が出るか、

はっきりと金額で明示しましたら、

相手はその商品の大きな価値を感じて、

多少高価であっても買って

くれるのです。

 

もし、30万円の商品が

あったとしたら、誰もその場で、

すぐには買おうとしませんが、

この商品を買わないことによる

損害額を明示したら、30万円が

安く見えますから、

人間心理とは面白いものです。

 

損害額の明示により、

商品の価値が高まると

いうことなのです。

 

言わない場合と言った場合で、

お客さんの頭の中で、

価値が大きく変化すると

いうことです。

 

価値って、意外とおかしな

動きをしますし、固定された

ものではないということです。

 

以上、購入しない場合の

損害額を金額化して明示する

テクニックについての

お話でした。

 

 

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