人間関係 行動主義心理学

人間心理にはアンダードッグ効果がはたらく(行動主義心理学と人間関係)

 

人間心理にはアンダードッグ効果が

はたらくということについて、

解説していきます。

(行動主義心理学と人間関係)

 

心理学上の心理効果には、

アンダードッグ効果というもの

があります。

 

どのような心理効果であるかと

申しますと、虐げられていたり、

不利な状況にある側の存在に

手を差し伸べたくなるという

人間の心理であります。

 

たとえば、柔道の試合があって、

体格差があまりにも大きかったら、

ついつい体格の小さい側を

応援してしまいますよね。

 

また、どちらかの選手が怪我をして

足を引きずっていたとしたら、

やはり、怪我をして不利な方を

応援したくなるものです。

 

また、勝敗や投票の結果予測で、

不利な状況にあると報じられた方に

同情票が集まり逆転勝利につながる

現象でもあります。

 

このように、不利な側を応援してしまう

心理効果が、アンダードッグ効果

なのであります。

 

この効果を実生活で有利に活用したいと

いうことでありましたら、やはり、

自分の有利な面はあまり言わずに、

不利な面を強調すると良いでしょう。

 

しかしながら、あまりにわざとらしく

やってしまうと逆効果ですから、

くれぐれもご注意ください。

 

ちなみに、人間社会においては、

このアンダードッグ効果が、結構、

いろんな場面で、当たり前のように

発生しています。

 

周囲を観察して、この効果が作用して

いることを確認してみてください。

 

すなわち、みんな、弱いものには

味方したいという人間心理を

持っているという事です。

 

 

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