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心理療法は言葉で癒す治療法(精神的トラブルの修復と回復)

 

心理療法は言葉で癒す治療法

ということについて、

解説していきます。

(精神的トラブルの修復と回復)

 

心の病を治す方法としましては、

主に、お薬を使った療法と

心理療法があります。

 

お薬を使った療法とは、

医療機関でおこなわれるもの

ですが、抗うつ薬や抗不安薬

などを使用して、憂鬱な気分や

不安を軽減する療法です。

 

では、心理療法とは、

どのようなものかと言いますと、

言葉を使って、クライエントの心を

癒す療法であります。

 

たとえば、カウンセリングによって、

クライエントの心に残っている

マイナスの感情を吐き出させたり、

自分を見つめる機会を与え、

気づきによる癒しを

もたらしたりします。

 

なお、心理療法には、

非常に様々な種類があり、

来談者中心療法、自律訓練法、

催眠療法、神経言語プログラミング(NLP)、

認知療法、論理療法、行動療法、

認知行動療法、集団認知療法、

集団精神療法、家族療法、

遊戯療法、音楽療法、森田療法、

内観療法など、とても

たくさんあります。

 

もちろん、上述以外の

心理療法もありますし、

どんどん新しい療法も

生み出されています。

 

したがいまして、

カウンセラーとしましては、

あらゆる心理療法の理論と効果、

実践方法を習得し、

クライエントに最適な方法を

選び出せるように、

しっかりと訓練をおこなう

必要があります。

 

と言いますのも、クライエントの

性格や症状により、効果のある療法や、

効果のない療法があるからです。

 

あるクライエントには効果があるのに、

他のクライエントには効果がない

療法もあります。

 

また、クライエントによっては、

やりたくないと言って

嫌がる療法もあります。

 

クライエントの同意と協力がないと、

心理療法はうまくいかず、

効果も半減しますので、やはり、

クライエントの自発的な協力を

得られる心理療法を選択する

必要があります。

 

したがいまして、

カウンセラーにつきましては、

あらゆる種類の心理療法を

使えるようになっておき、

選択肢を増やしておく必要が

あるのです。

 

 

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