悪質なクレーマーの言い分は
全て根拠を追求していくということ
について、解説していきます。
(クレーム対応の心理学)
悪質なクレーマーは、
法外な要求をしてきますし、
難癖をつけてきますので、
その言い分については、
めちゃくちゃですから、
全て根拠を追求していくと
有利になります。
なぜなら、筋が通っていない話は、
根拠を追求されると
もろくも崩れ去るからです。
たとえば、「新品の商品を寄こせ!」
「なぜ、新品の商品をお渡ししないと
いけないのですか?」
「お前の会社の商品がオレに迷惑を
かけたからに決まっているだろ?」
「こちらの商品が、どのような迷惑を
かけたのですか?」
「ボタンが固くて、指の骨を骨折したんだよ!」
「それは、本当ですか?では、
医師の診断書を送ってください」
「は?何を言ってやがる!
骨折させといて診断書要求するのか?」
「骨折したのなら診断書を見せてもらうのは
当然のことです。診断書を送ってもらえますか?」
「なんだと!この野郎!」
「大声を出さないでください。
恐喝で警察に通報しますよ。
で、診断書を出していただけるのですか?」
「もういい!」という流れに
なることが多いです。
もちろん、実際の現場では、
多種多様な流れになっていきますが、
悪質なクレーマーの言い分に
つきましては、徹底的に根拠を
追求していくと
相手が諦めていくのですね。
その際、暴言や脅迫もありますけれど、
全て録音しておいて、警察に通報する旨を
伝えておいたらいいでしょう。
そして、暴言や脅迫が続くようで
ありましたら、警察に通報しますと
告げて、電話を切るなり、
その場を立ち去ってしまえば
いいのです。