人の話を聞かない人は
自分の話も誰にも聞いて
もらえなくなるということに
ついて、解説していきます。
(鏡の法則、類友の法則)
「人の話をよく聞きなさい」と
世間的によく言われます。
なぜなら、人の話をよく聞くのは、
相手にとっての礼儀でもあるし、
自分にとっても情報を増やす手段
であるからです。
相手の話をさっぱり聞いて
いなかったら、礼儀がなって
いないということで、
相手に失礼になります。
また、相手の話をしっかりと
聞けば、たくさんの知識が
増えていきます。
ですから、世間的に
「人の話をよく聞きなさい」と
言われるのは、相手に失礼の
ないようにする礼儀の側面と、
相手から好感を持たれて
信頼されるという人間関係上の
側面と、聞く事で情報が集まる
という側面からなのです。
しかしさらに、
宇宙の根源法則である鏡の法則の
観点から見ていくと、もっと深い
理由が見つかります。
どういうことかと言いますと、
人の話を聞かない人は、
鏡の法則の作用により、
自分の話も誰にも聞いて
もらえなくなるということです。
鏡の法則につきましては、
他者に対して行った言動や想念は、
後で必ず自分に返って来る
という法則です。
そのため、人の話を聞かない人は、
結局のところ、やがては自分の話も
聞いてもらえなくなるのですね。
誰にも人の話を聞いて
もらえないのは、あまり嬉しく
ないですよね。
ですから、鏡の法則の観点からも、
人の話は、よく聞くのが良いのです。
人の話をよく聞く習慣をつけて
おりましたら、鏡の法則の作用により、
今度は自分の話も、他者によく聞いて
もらえるようになるのです。
また、この世界には、
鏡の法則の派生法則である
類友の法則も流れています。
類友の法則は、似た者同士が
集まってくるという法則です。
したがいまして、人の話を
聞かない習慣を持っていると、
同じように、人の話を聞かない人が、
周囲に集まって来るのです。
すると、誰も人の話を聞かない、
へんてこりんな集団やグループが
形成されてしまったりします。
ですので、常識的な理由からも、
根源法則上の理由からも、
人の話はよく聞く方がいいと
いうことであります。
以上、人の話を聞かない人は
自分の話も誰にも聞いて
もらえなくなるという
お話でした。