人間関係 説得と交渉の心理学

交渉では自分が味方であることを相手に告げると良い(説得と交渉の心理学)

 

交渉では自分が味方であることを

相手に告げると良いということに

ついて、解説していきます。

(説得と交渉の心理学)

 

交渉におきましては、

自分が相手の味方であることを

早い段階で告げておく必要が

あります。

 

なぜなら、敵と認識されると

警戒され、防衛体制に入られ、

身構えられて、全てにNOを

言うようになるからです。

 

人間心理におきましては、

味方には心を開きますが、

敵に対しては盾を構えて

全ての攻撃を防御しようと

警戒態勢に入る本能が

あるのです。

 

したがいまして、早い段階から

味方と認識されるよう工夫が

必要なのですね。

 

ですから、交渉の初期の段階

においては、相手のふところに

飛び込んで、こちらは味方であると

はっきり告げておくと

いいでしょう。

 

たとえば、

「御社の製品をいつも使っておりまして、

私は大ファンなのです」とか

「弊社では、御社に全面的に協力して

いこうと会議で決まりまして」とか

「私は、あなたの味方ですから

まずは安心してください」とか

「うちは、貴社の味方ですから、

ご安心ください」とか、

味方であることを、はっきりと

アピールするのです。

 

実際のところ、味方であることを

告げるのと告げないのでは、

交渉結果に天と地ほどの違いが

出ます。

 

人間心理におきましては、

敵に対しては協力したくないし、

拒否したくなるけれど、

味方に対しては協力したいという

心理がはたらきますので、

それは当然の結果です。

 

したがいまして、交渉では

自分が味方であることを

早い段階から相手に告げると良い

ということを、ぜひ、

覚えておいてください。

 

 

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