虫眼鏡に太陽光を集めると、
紙に穴を開けることができる
ということについて、
解説していきます。
(一点集中と成功哲学)
目標を達成するためには、
全力を一点集中する必要が
あります。
なぜなら、人間一人に
与えられている時間には、
限りがあるからです。
また、一度に行える努力量にも
限界がありますからね。
もし、人間に膨大な時間が
与えられていて、一度に行える
努力量も膨大なものであれば、
一点集中などしなくてもいいです。
膨大な時間と努力可能な量が
莫大な場合は、一点集中など
せずとも、目標も願望も、
全て叶ってしまいますからね。
全部、同時進行で
やってしまえばいいわけです。
しかし、実際には、
人間一人に与えられている
時間には限りがあるし、
一度に行える努力量にも
限界があります。
そのため、やはり一点集中して、
限られた時間と努力量を、
対象に全部ぶつけないと
いけないわけです。
そこまでしないと、
大きな目標は達成できません。
簡単な目標とか、
小さな目標であれば、
そこまでしなくてもいいです。
しかし、一生をかけるような
大切な物事や、ライバルの多い事業、
難易度の高い目標であれば、
一点集中しないと、成功しないし、
達成できないのです。
難易度の高い目標は、
達成するために、膨大な努力量が
必要だからです。
それこそ、気の遠くなるような
努力が必要となります。
ですから、一点集中しないと、
なかなか達成できないと
いうことなのです。
あれもこれもと手を出して
いましたら、どれも達成
できません。
まさに、「二兎を追う者は一兎をも得ず」
ということわざどおりです。
時々、二兎どころか、
三兎も四兎も追いかけている人
がいますけれど、力が分散し
過ぎるので、どれも達成は
難しいです。
もちろん、簡単な目標であれば、
一度に、3つも4つも同時進行
させても達成できます。
しかし、目標の難易度が
高ければ高いほど、一点集中
しないといけないということです。
分かりやすくて
本質をついている例え話が、
いくつかあります。
虫眼鏡に太陽光を集めると、
紙に穴を開けることが
できますよね。
また、太い棒では、
木に穴を開けることは
できませんが、先が尖った錐
であれば、簡単に穴を開ける
ことができます。
このように、目標を達成するには、
一点集中して、先を尖らせる必要が
あるということです。
難易度の高い目標を達成したい
場合や、人生に成功したい場合は、
先を尖らせて、一点集中で
穴を開けるようにしてください。
以上、虫眼鏡に太陽光を集めると、
紙に穴を開けることができる
というお話でした。