人間関係 行動主義心理学

人間は快の感情になってる時は他者からの頼みを引き受け易くなる(行動主義心理学)

 

人間は快の感情になってる時は

他者からの頼みを引き受け易くなる

ということについて、解説して

いきます。(行動主義心理学)

 

誰かに何かをお願いしたい、

依頼したい時は、やはり、

成功しやすいタイミングを

図る事が大切です。

 

人間の心には波があって、

お願いすると、すぐにOKして

くれるタイミングがあるのです。

 

アメリカの心理学者カニンガムの

実験により、人間は快の感情に

なってる時は、他者からの頼みを

引き受け易くなる事が

分かりました。

 

快の感情になっていると

通常の感情の時よりも、

実に2倍近くOKする確率が

高まるのです。

 

したがいまして、

おねだりや頼み事をする時は、

相手の機嫌の良い時を見計らって、

やってみることが大切です。

 

ビジネスにおいては、

おいしい食事に誘った後に

交渉事を行う事が多いのですが、

これなど、まさに、

おいしい食事で快適な状態にしてから

依頼するというノウハウなんですね。

 

おなかいっぱいで

快の感情になっている相手は、

素直にOKしてくれやすくなる

状態になっているのです。

 

また、何かを相手と交渉する場合は、

まず先に何かの事柄で譲歩する

のがよいのです。

 

それはテクニックであり、

まず、こちらが最初に譲歩する事で、

相手を安心させ、快適な気持ちに

させるのです。

 

その後であれば、

こちらの頼みもすんなり聞いて

くれやすいということです。

 

また、心理学には、

返報性の原理というものが

ありますから、こちらがまず

相手の提案を受け容れたら、

相手も非常に高い確率で、

こちらの提案を受け容れて

くれるようになります。

 

対人関係では、

返報性の原理が働くからです。

 

以上、人間は

快の感情になってる時は

他者からの頼みを引き受け

易くなるというお話でした。

 

 

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