悲しい夢・つらい夢の夢分析と
夢占いについて、解説していきます。
悲しい夢は、過去の傷手や、
不安に捕らわれているときに
よく見ます。
時間が経って表面意識では
忘れ去っていても、
心の奥底には、まだ過去の失敗、
失恋等による傷が残って
いるのです。
悲しい夢は、あなたの
正しい判断力が働かない状態
になっていることへの警告の
意味があります。
過去に経験したネガティブな
思いが心の中に根深く残り、
自己否定感や無力感に
囚われていることを表します。
しかし、どのような人でも、
人生においては一度や二度、
いや、それ以上に手痛い失敗を
経験するものです。
悲しい夢を見たら
そのことを思い出し、
過去の失敗を受け入れた上で、
自分自身を認め、さっぱりと
水に流して捨て去ることです。
中には、深いトラウマなどで、
自分の力では過去の痛手を
上手にクリアできないことも
あるでしょう。
そういったときは無理をせず、
メンタルクリニック等で
カウンセラーや専門家の力を
借りて少しずつ傷を癒していくと
良いでしょう。
過去のネガティブな思いに
振り回されることがなくなれば、
悲しい夢を見ることも
なくなります。
また、夢の中で身内や親しい
知人が亡くなって悲しむ場合は、
あなた自身が心の奥底で
大切な人との別れを覚悟して
いるときに見ることが
多いものです。
いつか必ず訪れる永遠の別れ。
その悲しみに自分が耐えられるよう、
心の奥で意識していることの
表れといえるでしょう。
そして、大切な持ち物を
紛失して悲しんでいる夢は、
現在のあなたが全体的に
エネルギー不足であることへの
警告の意味があります。
意識的に休養をとり、まずは
活力を養うことが最優先です。
そして、人生の目的や方向性を
再度確認して調整して
おきましょう。
そうすることで、現実において
自分の大切なものをなくすことを
防げるだけでなく、大切な何かを
発見することにもつながります。
目が覚めて、
「ああ、夢でよかった！」と
ホッとするような夢も
あるものです。
特に、自分がとてもつらい状況に
立たされている夢は、悪夢とも
言える部類なのかもしれません。
しかし、つらい夢、試練の夢は、
実際にあなたが考えているほど
現状は悪くなく、良くもないことを
表します。
また、恋愛に関するつらい夢などは、
関係性に衰退も進展もない状態を
表します。
こういった夢を見たときには、
心機一転して生活態度や
人生設計を見直してみると
良いでしょう。
そうすることで、将来の展望が
より明確になり、未来に良い
変化が訪れます。
悲しい夢やつらい夢を見ていて、
ふと目覚めた時、実際に泣いていて、
頬に涙が流れていたという
覚えはありませんか。
夢の中で悲しんで泣くのは、
心の中に染み付いていた
抑圧された現実の悲しみが
発散されることを表します。
実際に夢から覚めて
涙を流していたなら、
あなたは感情を浄化し、
感情エネルギーのバランスを
うまくとったということです。
今まで感じていたストレスや
緊張、欲求不満はもうじき
消えていくでしょう。
夢の中で号泣しているなら、
今までの悩みは消えて
心機一転、すっきりとした
気持ちで物事を仕切り
なおせることを表します。
また、静かに頬に伝う涙は、
恋愛に関して何らかの
良いことが起こる暗示です。
ひょっとすると新しい恋人
との出会いが近づいている
のかもしれません。
できるだけ多くの人が
集まる場所にでかけるか、
合コンなどにも積極的に
参加すると良い結果が
出るでしょう。
悲しい夢、つらい夢の他に、
苦しい夢についても少し
お話ししておきましょう。
何らかの状態で苦しんでいる、
あるいは苦しい状況にいる夢は、
あなたが現実においても
何らかの苦況と対峙している
ことを表します。
しかし、この夢を見たあとは
対処に悩んでいた問題や、
トラブルなどの解決方法が
必ず見つかります。
解決のプロセスを覚えて
蓄積しておくと、今後に
活かすことができるでしょう。
苦しむ夢を連続して見る場合は、
体の不調や病気を知らせる意味も
ありますので、そういったときには
健康チェックを忘れないでください。