家族関係 子育ての心理学

叱る時は理由をきちんと納得いくまで説明する(子育ての心理学)

 

叱る時は理由をきちんと

納得いくまで説明するということ

について、解説していきます。

(子育ての心理学)

 

子育てにおきましては、

基本的には褒めることを中心に

するといいのですが、やはり、

叱らないといけない時も

多々あります。

 

なぜなら、子供は、まだ

善悪の判断がつかないですし、

危険な物事かどうかも、

あまり分かっていないからです。

 

したがいまして、危険なことや、

他者に迷惑をかけることをした場合は、

叱る必要があるのですが、その時、

しっかりと理由も説明しないと

いけません。

 

少し大きくなって、

言葉が分かるようになってくれば、

しっかりと理由を説明しながら、

叱るようにしてください。

 

もし、理由を説明せずに、

「コラッ!やめなさい!」などと、

頭ごなしに叱りつけられていますと、

ついには、親の顔色を伺い、

いつ叱られるのかビクビクする

ようになり、そのまま大人になると、

他者の顔色を伺って生きる人間と

なってしまうのです。

 

そして、そのような子供に、

なぜ、悪いことをしては

いけないのかと尋ねると、

「叱られるから」と答えます。

 

すなわち、なぜ叱られたのか、

理由も分からずに、いきなり

怒鳴られたり、殴られたと

受け取っているということです。

これは、非常にマズイです。

 

なぜなら、なぜ叱られたのか、

理由を理解していませんから、

本質的には、何にも成長して

いないということなのです。

 

単純に、動物のように、

叱られるからしないだけ

ということです。

 

したがいまして、叱るのであれば、

子供が納得するまで、しっかりと

理由を説明してあげてください。

 

そして、いつも理由を説明する

ようにしていると、子供は、

何が悪くて、何が善いのか、

いろんなことに応用して、

自分で判断できるように

なっていきます。

 

このように、自分で判断できる

ようにまで、成長させてあげる

必要がありますから、叱る時は、

しっかりと理由も説明して

あげてください。

 

 

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