販売心理学

ヴェブレン効果をセールスに使うテクニック(販売心理学)

 

ヴェブレン効果をセールスに使う

テクニックを紹介いたします。

(販売心理学)

 

ヴェブレン効果とは、アメリカの

経済学者ヴェブレンが発表した

効果であり、価格が高くなるほど

価値があるように思える

心理効果のことです。

 

たとえば、ブランド品であれば、

全く同じ物であっても、

値段が高い方が価値が高いように

思えますよね。

 

これは、実は、価格が高ければ

価値も高いだろうという

心理的な思い込みがあるから

発生する効果なのです。

 

確かに、日常生活では、

価値が高いものは、価格が高い

ことが一般的であるため、

逆に、価格が高いから価値が高いと

錯覚している人が多いと

いうことです。

 

したがいまして、価格は

安ければ安い方がいいと

いうものではないということを、

再認識してほしいと思います。

 

ですので、営業担当者がセールス

する時は、価格の安さ競争には

走らないようにすることが

大切です。

 

価格を安くして売るのではなく、

セールスの説明にて、価値を高く

感じてもらうことに尽力すると

いいのです。

 

価値というものは、

人の頭の中で激しく上下運動を

するものですので、言葉ひとつで

価値を上げることもできます。

 

商品のメリットを良く理解して

もらえれば、相手の頭の中で

価値がどんどん上がっていきますので、

価格の安さ競争をする必要は

なくなるということです。

 

ちなみに、実際にあった話

なのですが、ある洋服店で、

たくさん売れ残りが出た時、

バーゲンセールにして大安売りを

しても売れなかったのに、

思い切って、高い値段をつけてみると、

すごい勢いで全て売り切れた

という事例があります。

 

これなども、ヴェブレン効果が

発揮された面白い事例と

いうことができます。

 

 

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