テレビで恋愛ドラマを
見すぎない方が良い恋愛が
できるということについて、
解説していきます。
(恋愛心理学)
恋愛が上手になりたいと
考えて、テレビの恋愛ドラマ
をたくさん見る人がいるかと
思いますが、あまりテレビの
恋愛ドラマを見すぎると、
現実の恋愛が
うまくいきにくくなる場合が
あるので、用心してください。
また、恋愛が上手になりたい
という理由でなくて、
ただ単に恋愛ドラマが好き
だからと、たくさんドラマを
見る人もいますが、
そのような人も同じように
注意が必要でしょう。
なぜなら、テレビの
恋愛ドラマは、視聴率を
稼がないといけないので、
たくさんの劇的なシーンや
ドラマチックなシーン、
ロマンチックなシーンを
ぶちこんでくるからです。
そして、そのようにして
作成された恋愛ドラマに
つきましては、現実には
ありえないような状況ばかり
放送されるわけです。
特に、韓国ドラマにおいては、
記憶喪失や交通事故、
格差愛や出生の秘密、
病気で入院するシーンが、
これでもかと言わんばかりに
映し出されます。
また、ドラマチックなシーンが
多いですから、テレビで
恋愛ドラマを見すぎてしまいますと、
現実の恋愛において、
つまらないと感じることが
多くなってしまうのです。
でも、現実の恋愛では、
そんなにドラマチックな場面や
ロマンチックな場面など、
出てくることは少ないのです。
したがいまして、恋愛ドラマを
見すぎると、現実の恋愛に
対する満足感が減少して
しまうので、注意が必要に
なるのですね。
イスラエルのアリエル大学の
アビラ・レイザーという
心理学者が面白い心理学調査を
おこなっています。
その調査によりますと、
テレビの恋愛ドラマを好む人ほど、
恋人への恋愛感情が乏しいことが
分かりました。
ですから、テレビで恋愛ドラマを
見すぎることが、現実の恋愛に
良くない影響を与える点が
あることが心理学実験により
証明されているということです。
以上のことから、恋愛ドラマを
見過ぎないようにして、
現実の恋愛の素朴な幸せや
楽しさを感じ取ることを大切に
していただきたいと思います。
現実の恋愛は、地味で素朴ですが、
それでも、本当は楽しいものです。
もちろん、ドラマのような
劇的な展開はないかもしれませんが、
現実にありえないことは、
期待しない方がいいのですね。